VB.NETとは?初心者向けの基礎知識と活用方法
VB.NETは、Microsoftによって開発されたプログラミング言語であり、.NETフレームワーク上で動作するアプリケーションを開発するための強力なツールです。初心者でも比較的簡単に学び始めることができるため、ソフトウェア開発において広く利用されています。しかし、VB.NETには特有の特徴や使用方法があり、最初はその理解に少し時間がかかることもあります。本記事では、VB.NETの基本的な知識から活用方法までをわかりやすく解説し、初めての方にも役立つ情報を提供します。
2025年06月17日

VB.NETは、Microsoftによって開発されたプログラミング言語であり、.NETフレームワーク上で動作するアプリケーションを開発するための強力なツールです。初心者でも比較的簡単に学び始めることができるため、ソフトウェア開発において広く利用されています。しかし、VB.NETには特有の特徴や使用方法があり、最初はその理解に少し時間がかかることもあります。本記事では、VB.NETの基本的な知識から活用方法までをわかりやすく解説し、初めての方にも役立つ情報を提供します。
1.VB.NET(Visual Basic.NET)とは?
VB.NETは、Microsoftによって開発されたプログラミング言語で、Visual Basicを基にした新しいバージョンの言語です。従来のVB(Visual Basic)から進化し、.NET Frameworkを利用して、Windows環境やWebアプリケーションの開発に広く使われています。簡潔で直感的なコードを書けるため、初心者でも学びやすいと言われています。
・VBとVB.NETの違い
VB(Visual Basic)とVB.NETは似ているようで、いくつかの重要な違いがあります。主な違いは、VB.NETが.NET Frameworkに基づいており、オブジェクト指向プログラミング(OOP)に対応している点です。また、エラーハンドリングやメモリ管理など、VB.NETはより高機能なプログラム開発を可能にします。
・VBA・VBScriptとの違い
VBA(Visual Basic for Applications)やVBScriptとVB.NETには、言語としての大きな違いがあります。VBAやVBScriptは主にオフィスアプリケーションやスクリプト処理に使用されるのに対し、VB.NETは独立したアプリケーション開発に適しており、より多くの機能を提供します。VB.NETは.NET環境で動作し、強力なライブラリとAPIにアクセスできます。
2.VB.NETの特徴
VB.NETの6つの特徴を簡潔に詳しく説明します。
・初心者でも学びやすい
VB.NETは、直感的でシンプルな構文を持っており、初心者でも理解しやすいです。豊富なドキュメントやサポートがあり、学習しやすい環境が整っています。
・可読性が高くわかりやすい
コードは非常に可読性が高く、変数名や関数名が直感的で、他のプログラマーにも理解されやすいです。これにより、チーム開発やメンテナンスがしやすくなります。
・フォームを使ってプログラミングできる
VB.NETは、GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)アプリケーションを簡単に作成できるツールを提供しており、ドラッグ&ドロップでフォームを作成し、イベント駆動型プログラミングを直感的に行えます。
・オブジェクト指向・手続き型をあわせた柔軟性がある
VB.NETはオブジェクト指向プログラミング(OOP)に対応しており、クラスやインターフェースを使って効率的にコードを管理できます。また、手続き型プログラミングにも対応しており、開発スタイルに合わせた柔軟なプログラミングが可能です。
・ダックタイピングができる
ダックタイピングをサポートしており、型が一致しなくてもメソッド名やプロパティが一致すれば、オブジェクトの互換性が確保されます。これにより、より柔軟なコード設計が可能です。
・無料で導入できる
VB.NETは、MicrosoftのVisual Studioという無料の統合開発環境(IDE)で使用でき、初心者でもコストをかけずに学び始めることができます。Visual Studioの無料版は、豊富な機能を備えており、開発がしやすいです。
3.VB.NETが活用されている場面
・Windowsのシステム・アプリケーション開発
VB.NETは、Windows向けのデスクトップアプリケーションやシステム開発に広く使用されています。特に、業務アプリケーションの開発に適しています。
・Officeのシステム・アプリケーション開発
VBAと統合して、Microsoft Office製品の拡張やカスタマイズを行うためにも使用されます。
・UWPアプリの開発
Universal Windows Platform(UWP)アプリケーションの開発にも対応しており、Windows 10以降のアプリを作成することができます。
・Webアプリケーションの開発
ASP.NETを使ったWebアプリケーションの開発にも利用され、サーバーサイドプログラミングに強みを持っています。
4.VB.NETの始め方
環境の構築方法
VB.NETを使うには、まずVisual Studioをインストールする必要があります。Microsoftの公式サイトから、Visual Studio Community版を無料でダウンロードできます。このIDEは、VB.NETでの開発に必要なツールが全て揃っており、プログラムの作成からデバッグ、実行まで一貫して行えます。
始め方の手順
・Visual Studioのインストール
Visual Studioをダウンロードし、インストールします。インストール時に、.NETデスクトップ開発オプションを選択してください。
・新しいプロジェクトの作成
インストール後、Visual Studioを開き、「新しいプロジェクト」を選択します。「Visual Basic」を選び、適切なプロジェクトタイプ(例えば、Windows Formsアプリケーション)を選択します。
・コードの記述
プロジェクトを作成したら、エディタでコードを書くことができます。最初は、簡単な「Hello World」プログラムを作成してみましょう。
Public Class Form1
Private Sub Form1_Load(sender As Object, e As EventArgs) Handles MyBase.Load
MessageBox.Show("Hello, World!")
End Sub
End Class
・プログラムの実行
コードが完成したら、「実行」ボタンを押してプログラムを実行します。エラーがない場合、フォームが表示され、「Hello, World!」というメッセージボックスが表示されます。
5.VB.NETの基本構文の例
・データ型
VB.NETでは、整数型(Integer)、文字列型(String)、論理型(Boolean)などの標準データ型が使えます。
・変数
変数はDimキーワードを使って宣言します。
Dim age As Integer = 30
・定数
定数はConstキーワードを使って宣言します。
Const Pi As Double = 3.14
・演算子
VB.NETでは、算術演算子(+, -, *, /)や比較演算子(=, <>, <, >)が利用できます。
・制御構文
If文やForループ、Whileループなどの制御構文を使用して、プログラムの流れを制御できます。
6.VB.NETで活用する関数
VB.NETで活用する関数を簡潔に説明します。
・引数
関数に引数を渡すことで、処理を動的に変更できます。引数は関数の外部からデータを受け取り、内部で操作します。
例:
Function Sum(a As Integer, b As Integer) As Integer
Return a + b
End Function
・返り値
関数は処理結果を返すことができ、他の処理に活用できます。返り値の型を関数定義で指定します。
例:
Function Multiply(x As Integer, y As Integer) As Integer
Return x * y
End Function
・ラムダ式
ラムダ式を使うことで、簡潔で柔軟な関数を作成できます。一時的な関数を簡単に定義するのに便利です。
例:
Dim add = Function(a As Integer, b As Integer) a + b
Dim result = add(2, 3) ' 結果は5
これらを活用することで、より効率的で柔軟なプログラミングが可能になります。
VB.NETは、シンプルで使いやすいプログラミング言語として、多くのアプリケーション開発に役立っています。その直感的な構文と豊富なライブラリは、特に初心者にとって魅力的です。この記事を通じて、VB.NETの基本的な概念と活用方法について理解が深まったかと思います。これからVB.NETを使ってソフトウェア開発を始める方は、この知識を活用して、より効率的で高品質なアプリケーションを開発していくことができるでしょう。
- オフショア開発
- エンジニア人材派遣
- ラボ開発
- ソフトウェアテスト
電話番号: (+84)2462 900 388
メール: contact@hachinet.com
お電話でのご相談/お申し込み等、お気軽にご連絡くださいませ。
無料見積もりはこちらから
Tags
ご質問がある場合、またはハチネットに協力する場合
こちらに情報を残してください。折り返しご連絡いたします。
関連記事

【2025年最新版】デスクトップアプリ開発とは?初心者からプロまで知っておくべき知識まとめ【パート2】
前回のパート1では、デスクトップアプリの特徴や代表的な開発言語・プラットフォーム等について紹介しました。今回はその続編として、開発に必要なツール・プロジェクトの進め方・キャリアパス・学習ステップなど、より実践的な内容を掘り下げて解説します。「実際に作ってみたい」「将来の仕事に活かしたい」と考えている方にとって、役立つ情報が満載です。ぜひ最後まで読んで、自分に合った学び方を見つけてください!

【2025年最新版】デスクトップアプリ開発とは?初心者からプロまで知っておくべき知識まとめ【パート1】
デスクトップアプリは、安定性や処理速度、オフライン対応など、Webアプリにはない強みを持つ重要なソフトウェア形態です。まずは、「デスクトップアプリ開発とは何か?」という基本から始めて、開発対象としてよく使われるWindows・macOS・Linuxといった主要プラットフォーム、そしてそれぞれに適した開発言語(C#、Swift、Java、Electronなど)や技術の特徴をわかりやすく整理していきます。また、実際にアプリを作る上で欠かせない、プログラミング力・UI/UX設計・デバッグスキルといった、必要なスキルセットについても具体的にご紹介します。

初心者にデスクトップアプリ開発におすすめのフレームワーク
最近はスマホアプリやWebアプリが主流ですが、デスクトップアプリの需要は今でも根強く存在しています。特にオフラインで使える業務ツールや高性能なアプリケーションには欠かせません。しかも、今では初心者でも扱いやすい開発フレームワークが多数登場しており、「自分だけのアプリを作ってみたい!」という夢が現実になりやすい時代です。本記事では、これからデスクトップアプリ開発を始めたい人向けに、分かりやすくて実践的なおすすめフレームワークを厳選してご紹介します。

デスクトップアプリとは?Webアプリとの違い・特徴・メリットを初心者向けに解説
パソコンで使うアプリと聞くと、「どれも同じじゃないの?」と思う方も多いかもしれません。しかし、実は大きく分けて「デスクトップアプリ」と「Webアプリ」の2種類があり、それぞれ使い方や仕組みがまったく異なります。この記事では、IT初心者の方にもわかりやすく、両者の違いと特徴を比較しながら解説していきます。用途や目的に応じてどちらを選ぶべきか、納得のいく判断材料を得られるはずです。

デスクトップアプリとは?開発のメリットをわかりやすく解説
現代のビジネスや日常の中で活用されているアプリケーションには、Webアプリと並んで「デスクトップアプリ」の存在があります。クラウドやモバイルが主流の時代においても、デスクトップアプリはその高い処理性能と安定性から、業務ソフトやクリエイティブツールを中心に根強い需要を持ち続けています。本記事では、「デスクトップアプリとは何か?」という基本から、Webアプリとの違いや活用メリット、開発言語や最新トレンドまで、IT初心者の方にもわかりやすく丁寧に解説します。これからアプリ開発を考えている方、アーキテクチャ選定に悩んでいる方にとって、きっと役立つ内容となっています。

APサーバーの構築と設定の基本|初心者でも失敗しないステップバイステップガイド
現代のWebシステムにおいて、ユーザーの操作に応じて処理を行う「APサーバー(アプリケーションサーバー)」は、なくてはならない存在です。特にJavaベースのシステム開発や業務アプリケーションにおいては、TomcatやWildFlyなどのAPサーバーを適切に構築・設定することが、システム全体のパフォーマンスや信頼性に直結します。本記事では、初心者にもわかりやすく、APサーバーの基本から構築手順、設定のポイント、運用のコツまでを、実践的かつ丁寧に解説していきます。

APサーバーの構築と設定の基本をわかりやすく解説!
現代のWebサービスにおいて、「APサーバー(アプリケーションサーバー)」は、単なる裏方ではなく、ユーザー体験やビジネス成果を左右する“心臓部”とも言える存在です。フロントエンドの操作がいくらスムーズでも、APサーバーの処理が遅かったり不安定だったりすれば、ユーザーはすぐに離脱してしまいます。本記事では、そんなAPサーバーの基本を、初心者にもわかりやすく、かつ実務で使える知識として丁寧に解説します。Webサーバーとの違いから構築手順、設定のコツ、よく使われるツールまで、あなたの開発現場で「すぐに役立つ」情報を詰め込みました。これからインフラやバックエンドの理解を深めたい方は、ぜひ最後まで読んでみてください!

APサーバーとは?仕組みとリクエストの流れをやさしく解説
現代のWebアプリやシステム開発において、「APサーバー(アプリケーションサーバー)」の理解は欠かせません。特に、ユーザーの操作に応じて動的に処理を行う仕組みの中核を担っているのがこのAPサーバーです。しかし、「Webサーバーとの違いがよくわからない」「どんな役割を果たしているのかイメージしにくい」という方も多いのではないでしょうか。この記事では、APサーバーの基本からその仕組み、リクエストの流れまでをわかりやすく解説し、アプリケーション開発やシステム設計に役立つ知識を提供します。

アプリケーションサーバーとは?代表的な例と仕組み・役割をわかりやすく解説
現代のソフトウェア開発において欠かせない存在であるアプリケーションサーバー。 しかし、「Webサーバーと何が違うの?」「Javaアプリケーションにしか使えないの?」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか? 本記事では、アプリケーションサーバーの基本から仕組み、代表的な製品例、さらにはクラウド時代における役割の変化までを、現場目線でわかりやすく解説します。

APサーバーとは?Webサーバーとの違いと連携の仕組みを徹底解説
現代のWebシステムは、高速かつ柔軟な対応が求められています。その中核を担うのが「APサーバー(アプリケーションサーバー)」です。しかし、「Webサーバーとどう違うの?」「両者は何をしているのか?」といった疑問を持つ方も多いでしょう。 この記事では、WebサーバーとAPサーバーの仕組み・違い・連携の流れを、初心者にも分かりやすく、かつ現場で役立つレベルまで解説します。

APサーバーとは?基本からメリット・注意点までわかりやすく解説
「APサーバー(アプリケーションサーバー)」という言葉を聞いたことがあっても、実際にその役割やWebサーバーとの違いまで正しく理解している方は少ないかもしれません。 本記事では、APサーバーの基礎知識から、具体的な機能、導入するメリット、さらには利用時に注意すべきポイントまで、システム開発者・インフラエンジニア・IT初学者向けに丁寧に解説します。

Spring Bootで結合テストを書く:実践的な例とベストプラクティス
現代のアジャイル開発やDevOpsにおいて、品質を担保しながらスピーディに機能をリリースするためには、自動化されたテスト戦略の構築が不可欠です。特にSpring Bootのようなエンタープライズ向けフレームワークでは、単体テストだけでなく、結合テストによってモジュール間の連携や実際のデータベースとのやり取りまで網羅することで、より現実的な不具合を早期に検出できます。本記事では、Spring Boot環境における結合テストの基本から実践的なコード例、そして効率的にテストを設計・実行するためのベストプラクティスまでを、現場で役立つ視点から詳しく解説します。

アジャイル開発における単体テスト・結合テストの役割と実践ポイント
アジャイル開発が主流となった現代において、「迅速なリリース」と「高品質の両立」は多くの開発チームにとって大きな課題となっています。その中で、単体テストと結合テストは、単なる品質チェックの手段ではなく、開発プロセスに深く組み込まれた“価値提供の仕組み”として重要な役割を担っています。本記事では、アジャイル開発におけるテストの具体的な実践ポイントや自動化戦略を通じて、開発スピードと品質保証を両立させる方法を詳しく解説します。

結合テストのツール完全比較:Postman・REST‑assured・TestContainersなどの活用ガイド
現代のソフトウェア開発において、APIやマイクロサービスの普及に伴い、「結合テスト」の重要性がますます高まっています。単体テストだけでは検出できない、複数のコンポーネント間の相互作用や、実際のインフラに近い動作を検証するためには、信頼性の高い結合テストが不可欠です。しかし、結合テストには学習コストや実装負担も伴うため、自社のプロジェクトやチーム構成に最適なツールを選定することが成功の鍵を握ります。本記事では、Postman、REST-assured、TestContainers をはじめとした主要な結合テストツールを比較し、それぞれの特徴・メリット・適用シーンを解説します。

【2025年最新版】単体テストに最適な単体テストフレームワークトップ5
2025年現在、ソフトウェア開発において単体テスト(Unit Test)の重要性はこれまで以上に高まっています。CI/CD や DevOps の普及により、バグの早期発見、コードの品質向上、チーム全体の信頼性を高めるために、テスト自動化は欠かせない存在となりました。 本記事では、2025年最新版として、フロントエンド・バックエンド・フルスタックに対応するおすすめの単体テストフレームワークトップ5をご紹介します。それぞれの特徴や選定理由、用途別の選び方も解説しているので、ぜひ自分の開発スタイルに合ったフレームワークを見つけてください。

【徹底解説】単体テストと結合テストの両方が必要な理由とは?
ソフトウェア開発において「テスト」は品質を守るための重要な工程ですが、「単体テストさえやっていれば十分」「結合テストだけでカバーできる」と考えていませんか?実際には、それぞれのテストには明確な役割と限界があり、片方だけでは不具合の見落としや品質低下を引き起こすリスクがあります。本記事では、単体テストと結合テストの基本をおさらいしながら、なぜ両方をバランス良く実施する必要があるのかを、実例やテスト戦略の観点からわかりやすく解説します。

現場で使える!単体テスト・結合テストの実践チェックリスト|品質を守るための確認ポイント
ソフトウェア開発において、品質の要となるのが「テスト工程」です。中でも、複数のモジュールやシステム同士が正しく連携するかを検証する「結合テスト」は、リリース前のバグを未然に防ぐために欠かせない重要なフェーズです。しかし現場では、時間や工数の制約から確認漏れが発生しやすく、想定外の不具合につながるケースも少なくありません。そこで本記事では、テストの抜け漏れを防ぎ、品質を安定させるために、単体テストと結合テストそれぞれで現場で“本当に使える”チェックリストを詳しく解説します。開発者、テスト担当者、プロジェクトマネージャーの方にも役立つ実践的な内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。