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ベトナムでのアウトソーシングにラボ契約と請負型契約をいつ使用するか?

こんにちは! ハチネット支社で働くWebディレクターのホアンです。 「新しくシステムを開発したいのに、エンジニアの数が足りない!」……という企業様、きっと多いと思います。そこで今回は、自社専属のエンジニアチームを増やすことができる ベトナムでの「アウトソーシング」について、ラボ契約と請負型契約をいつ使用するかを解説します!

 2021年02月25日

こんにちは! ハチネット支社で働くWebディレクターのホアンです。 「新しくシステムを開発したいのに、エンジニアの数が足りない!」……という企業様、きっと多いと思います。そこで今回は、自社専属のエンジニアチームを増やすことができる ベトナムでの「アウトソーシング」について、ラボ契約と請負型契約をいつ使用するかを解説します!

私たちハチネットもラボ契約と請負型契約でお客様のシステム・サービス開発をお手伝いしています。
「新しくシステムを開発したいのに、エンジニアの数が足りない!」……という企業様、きっと多いと思います。そこで今回は、自社専属のエンジニアチームを増やすことができる ベトナムでの「アウトソーシング」について、ラボ契約と請負型契約をいつ使用するかを解説します! 

1.ラボ契約


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ラボ契約は外部へ開発業務を依頼をする際の契約形態のひとつであり、ラボ型開発とも呼ばれます。どのような契約かというと、一定期間一定数の人材を確保し、開発業務を行うことを約束するものです。契約期間中であればプロジェクトの進捗状況に応じて開発内容の変更も可能です。

また、依頼する会社の所在地によって、オフショア開発とニアショア開発の2種類に分けられます。オフショア開発は海外の開発会社とラボ契約を結び、ニアショア開発は国内の大都市以外の地域にある開発会社とラボ契約を結ぶ形です。

 

2請負型契約 


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請負型契約とは、その名の通り契約形態の一種です。具体的には、発注側が「仕事を完了させること」を依頼し、受注側も「仕事を完了させること」を請け負う契約を指します。主に開発や制作業務で締結される契約で、発注側に完成品が納品された時、受注側へ報酬が支払われる仕組みです。逆に言えば、期日までに完成品が納品されない限り、報酬が発生しない契約でもあります。もしも納品物に不備があれば、発注側が受注側に修繕を要求することも可能です。

わかりやすく言えば、「発注した仕事が、期日を守ったうえで依頼の内容通りに完了する」ことで初めて報酬が発生する契約形態と言えるでしょう。ちなみに、請負契約を結んだ場合、完成品を作る過程は受注側に一任されます。発注側が仕事の方法を指示することはできず、受注側が「完成までの責任を負う」という点も、請負契約の特徴です。

 

3.ラボ契約をいつ使用するか?


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ラボ型開発とはオフショア開発における契約形態の一つで、別名「ODC(オフショア開発)」とも呼ばれます。

このラボ契約(ラボ型開発)は「ある一定期間(半年や1年などを基本とされています)で発注する仕事量の最低保証を行う契約」のことを指します。

トレーニング時間を無駄にすることなくのに、専門知識を備えた品質と安定の人材がいます。ラボ契約は非常に良い方法です。人的資源の問題を解決するのに役立ちます。

そのため、ラボ契約(ラボ型開発)は仕事の有無に係らず、あらかじめ優秀な人材を自社専用に確保しておくことで、柔軟に開発を依頼することができ、仕様やノウハウを蓄積できる特徴があります。

開発案件が複数あり、定期的に発注したい企業にはメリットが高く、低価格で優秀な人材を常に確保し続けることができます。

 

以下のニーズがある企業には大変有効的な開発手法になります。

・定期的に案件があり、自社専用の優秀な人材を確保したい

・自社のリソースが足らないので、一時的に開発ラインを増強したい

・今後自社でも海外に開発ラインを持ちたいと考えているが、まずはオフショア開発のノウハウを蓄積したい

・プロジェクトを開発したいが、人材が不足し

・プロジェクトの見積を固定

・発生するトラブルを減らしたい時

・プロジェクトの明確な開発戦略がない

 

4.請負型契約をいつ使用するか


保存版】ラボ型開発(ラボ契約)とは|メリット・デメリット・請負型開発との違い – Deha magazine

冒頭で申し上げたとおり、請負型契約は通称的な呼び方で法律では「請負契約」です。

依頼時に成果物・依頼された仕事の完成を目的として結ぶ契約

成果物の完成責任は受託者側にあり、納品できてはじめて報酬の支払いが受けられる

システム開発やWeb制作、記事ライティングなど具体的な納品物があるケースが多い

 

以下のニーズがある企業には大変有効的な開発手法になります。

・自社でも海外に開発ラインを持ちたいと考えているが、まずはオフショア開発のノウハウを蓄積したい

・プロジェクトを開発したいですが、人材が不足します。

・人件費は日ごとに計算されます。

・プロジェクトの明確な開発戦略があります。

・プロジェクトにインシデントや変更がある場合、コストは回避されます。

 

5. アウトソーシン開発成功のポイント


オフショア開発におけるラボ型開発(ラボ契約)のメリット・デメリット

一般的に受託型オフショア開発よりも、現地のマネジメントスキル、開発のディレクションが求められます。その上で、海外人材をマネジメントしているという意識が必要です。例えば、日本流の「負荷を与える」マネジメントでは、うまくワークしないケースがあります。

また、発注先のオフショア開発企業が福利厚生を整え、人材の流出を抑える取り組みをしているかどうかなども重要です。うまく行かないケースでは、ラボの人材の入れ替わりが激しいといった課題が多いためです。

アジアでは離職率の高さが度々問題となりますが、裏を返せば、ある程度インセンティブを与える仕組みを持っている企業を発注先として選定することで、成功率を高めることができるでしょう。是非、ラボ型開発に取り組んでみてください。

 

6.まとめ


ラボ契約と請負型契約は、一定期間人材を確保することで、システム開発などを柔軟に、かつ低コストで行える契約方法です。IT人材の不足という問題を解決するための有効な手段だといえます。ただし、オフショア開発では、言語の問題からコミュニケーションが取りづらい場合などもあり、ラボ契約について不安を感じる人も少なくないです。ビジネスのニーズと実際の状況に適するサービス選択するには、「プロジェクトベースアウトソーシング」「ラボアウトソーシング」を正確に区別する必要があります。

 

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