×

【リアルタイム画像認識入門】PythonとYOLOv8で物体検出をはじめよう!

AIやディープラーニング技術の進化により、「画像認識」はもはや研究室だけのものではなく、誰でも手軽に扱える技術となりました。中でも、物体検出アルゴリズム「YOLO」は、高速かつ高精度なリアルタイム処理が可能で、実用性の高さから注目を集めています。本記事では、Pythonを使ってYOLOv8を実装し、リアルタイムで物体を検出する方法を、初心者にも分かりやすく解説します。

 2025年07月16日

AIやディープラーニング技術の進化により、「画像認識」はもはや研究室だけのものではなく、誰でも手軽に扱える技術となりました。中でも、物体検出アルゴリズム「YOLO」は、高速かつ高精度なリアルタイム処理が可能で、実用性の高さから注目を集めています。本記事では、Pythonを使ってYOLOv8を実装し、リアルタイムで物体を検出する方法を、初心者にも分かりやすく解説します。

1. Pythonで画像認識を始めるには?

画像認識を行うには、通常以下の要素が必要です。

 

・画像や映像データ(例:カメラ映像)

・検出モデル(AIモデル)

・Pythonライブラリ(OpenCV, Ultralytics, PyTorchなど)

 

今回は、リアルタイム映像(Webカメラ)を使って、YOLOv8で物体を検出する流れを紹介します。

 

2. YOLOv8とは?特徴と進化ポイント

YOLOv8は、Ultralytics社が開発したYOLOシリーズの最新バージョンです。

 

YOLOv8の特徴:

・従来のYOLOよりも精度が高く、推論が高速

・PyTorchベースで、簡単にカスタム学習・推論が可能

・セグメンテーションや分類タスクにも対応

・Python APIが充実し、初心者にも扱いやすい

YOLOv8はpip install ultralyticsで簡単に導入できるのも魅力です。

 

3. 環境構築:YOLOv8をPythonで動かす準備

必要な環境

・Python 3.8〜3.10

・pip

・カメラ付きPC(ノートパソコンでOK)

インストール手順(仮想環境推奨)



インストールが完了したら、次のコードで動作確認してみましょう。




4. 実装編:リアルタイム物体検出のコード解説

カメラ映像の取得方法(OpenCV使用)



説明ポイント

YOLO("yolov8n.pt"): 軽量かつ高速なモデル(推論速度重視)

model(frame): 毎フレームの推論処理

plot(): 検出結果(バウンディングボックス付き)を描画

 

結果の表示とFPSの計測(応用)

FPS(1秒間のフレーム数)を表示することで、処理の軽さを確認できます。OpenCVのtimeモジュールを活用すれば、簡単に計測可能です。

 

5. よくあるエラーとその対処法



YOLOv8は、手軽に高性能なリアルタイム物体検出を実現できる強力なツールです。
Pythonと組み合わせることで、プロトタイピングから業務アプリケーション開発まで、さまざまなシーンで活用可能です。今回紹介した方法を応用すれば、監視カメラ、在庫管理、交通監視など、実社会で役立つAIシステムの第一歩を踏み出すことができます。

いずれかのサービスについてアドバイスが必要な場合は、お問い合わせください。
  • オフショア開発
  • エンジニア人材派遣
  • ラボ開発
  • ソフトウェアテスト
※以下通り弊社の連絡先
電話番号: (+84)2462 900 388
メール: contact@hachinet.com
お電話でのご相談/お申し込み等、お気軽にご連絡くださいませ。
無料見積もりはこちらから

Tags

ご質問がある場合、またはハチネットに協力する場合
こちらに情報を残してください。折り返しご連絡いたします。

 Message is sending ...

関連記事

 2026年01月14日

Spring MVCの内部構造を分解する──リクエスト処理はどの順で、誰が何をしているのか

Spring MVCを使っていると、Controllerを書くこと自体は難しくありません。しかし、例外処理や独自拡張、想定外の挙動に直面したとき、内部構造を理解していないと原因を追えなくなります。この記事では、Springとは何かを前提知識として最小限に整理し、Spring MVCがHTTPリクエストをどの順序で処理しているのかを、構成要素・処理責務・コードレベルの観点から解説します。

 2026年01月09日

Springを内部構造から理解するための基礎知識と主要アノテーション詳解

Springとは何かを理解する際に重要なのは、「どの処理がSpringに委ねられ、どの処理がアプリケーション側の責務なのか」を切り分けて把握することです。本記事ではSpringを単なる便利なフレームワークとして扱うのではなく、IoCコンテナの内部構造、Bean管理、アノテーションがどのタイミングで解釈されるのかを技術的に掘り下げます。

 2026年01月06日

Spring Bootとは?Springとの違いを「学ぶ順番」で理解すると一気に腑に落ちる

SpringとSpring Bootの違いが分からないという悩みは、知識不足ではなく学び方の問題であることがほとんどです。特に初心者ほど、「どちらから学ぶべきか」を誤ることで、理解が止まります。この記事では、学習者の視点からSpringとSpring Bootの違いを整理し、なぜ混乱が起きるのかを明確にします。

 2025年12月29日

Spring Frameworkは何を楽にしているのか?Core・DI・Containerの関係を5分で腑に落とす

Spring Frameworkを学ぶと、多くの人が「できることの多さ」に圧倒されます。しかし現場でSpringが評価されている理由は、機能の多さではなく、設計の迷いを減らしてくれる点にあります。本記事ではSpringとは何かを表面的に説明するのではなく、Spring Core・DI・Containerがそれぞれ何を決め、何を自動化しているのかを順を追って解説します。

 2025年12月24日

DI(依存性注入)とは何か?Spring開発で「3年後に手が出せなくなるコード」を生まないための設計原則

DI(依存性注入)は「疎結合にするため」「テストしやすくするため」と説明されがちですが、現場ではそれよりも単純な理由で必要になります。それは、時間が経ったコードを安全に直せるかどうかです。本記事では、DIを導入しなかったSpringアプリケーションがどこで詰まり、DIがその地点をどう回避しているのかを、構造と判断基準に絞って解説します。

 2025年12月24日

Springとは何か?なぜSpringは現代Java開発の“背骨”になったのか

Springは「便利だから使われている」のではありません。Springが広く使われるようになった理由は、Javaという言語が大規模化・長期運用・人の入れ替わりという現実に直面したとき、従来の設計では耐えられなくなったからです。本記事では、機能紹介や用語解説に終始せず、SpringがJavaの構造そのものをどう変えたのかを、設計・保守・時間軸という観点から具体的に掘り下げます。

 2025年12月22日

Webサイトは「どこで・どう処理され・何を返す」のか?構造から理解するWeb開発の本質

Webサイトはクリックすれば反応し、情報が表示されるものとして認識されていますが、その動きは自動的に起きているわけではありません。web 開発とは、ユーザーの操作を起点に、どこで処理を行い、どの情報を使い、どの形式で返すかを設計する仕事です。本記事では、サーバー・ドメイン・データベースを軸に、Webが成立する構造を処理レベルで分解し、仕組みそのものを理解できるよう掘り下げていきます。

 2025年12月20日

HTML・CSS・JavaScriptから読み解くWeb開発の基本構造と考え方

Web開発という言葉は広く使われていますが、「結局Web開発とは何をしているのか」を自分の言葉で説明できる人は意外と多くありません。HTML・CSS・JavaScriptを学んでいても、それぞれがどのような思想で分かれており、なぜこの三つがWebの基盤として使われ続けているのかまで理解できていないケースも少なくないのが実情です。本記事では、Web開発を単なる技術の集合としてではなく、「Webが成り立つ構造そのもの」として捉え直し、HTML・CSS・JavaScriptの役割を設計思想の観点から整理していきます。

 2025年12月15日

開発とは何か?Web開発プロセス完全ガイド|企画・設計から運用改善までをわかりやすく解説

インターネットがビジネスや日常生活の基盤となった現在、「開発とは何か」「Web開発はどのような流れで進むのか」を正しく理解することは非常に重要です。しかし、企画や設計、実装といった工程が断片的に語られることは多く、全体像を体系的に把握できていない方も少なくありません。本記事では、ITに詳しくない方でも理解できるように、開発の基本的な考え方からWeb開発プロセスの全体像、そして公開後の運用・改善までを一連の流れとしてわかりやすく解説します。